リペア
2023.05.26

虎ノ門の旧ホテルオークラが2015年に解体されるときに、設計者の谷口吉郎さんがデザインされた照明器具を入手することができた。行灯の和紙はオークラならではの麻の葉の特注紙で雰囲気あるが破れており、台座の黒御影石は大きく欠けて状態が悪かった。
それを眠らせておいたが、紙漉思考室の前田さんに希少な大麻紙を張っていただき、台座は左官の三宅さんの黒の研ぎ出しを充てがった。気に入っていて、新しいアトリエに佇んでます。